相棒Season8 第7話~第9話

またしてもまとめて感想。
実はお正月のスペシャルは一部見ていない部分があるので感想は後回しです。

第7話「鶏と牛刀」
消えた年金問題がテーマでした。ドラマの中では懲戒処分を受けた職員は新しい組織には採用しないという事になっていますが、現実はそんなにうまくはない。こういう官僚絡みの事件の時に小野田さんの凄さを実感します。どこまで権力握っているのかと思います。予告に出てきた尊の変装 シーンは小野田さんと右京さんの会話を盗み聞きする為だったんですね!あっさり見破られてしまっていたけど、最後はきっちり変装して挑んだところが負けず 嫌いの尊らしいなと。あと尊は基本的に現場の人間じゃないんだなと。でっちあげの捜査令状の時に違法捜査の事を気にしていたみたいだったので。その辺はエリートらしさが出ていると思いました。

第8話「消えた乗客」
脳内チェスってどこまで変人な二人組(笑)こういう所は気が合うのかもしれない。すっかり捜査一課には「ソン」で定着してしまった尊は死体の写真もダメなようです。そして今回重要なのは尊が自分で花の里に来てしまったことでしょう。どうしても来たかったんだね。
たまき「右京さんと仲良くする努力をしてくださっているんですから」
右京「僕がありがたく思うんですか?」
このやりとりがおかしかったです。

第9話「仮釈放」
だ んだん特命係の仕事が多岐に渡るようになっているように思います。あまり今までこういう描写はなかったですよね。それに対して「こういう仕事も特命係の仕 事なんですね」とグチる尊がお約束みたいになりつつあります。右京さんの「隠し事する相手にはこちらも隠し事をしたくなる」という右京さんの言葉が尊の事 を言っているのかと思ってしまいました。右京さんの事だから尊の目的について何かしらは気づいているんでしょうけど。
(追記)
この事件のきっかけは担当刑務官の越権行為になりますかね。でもあの刑務官は何でそんな事をしてしまったんだろう。刑務官が刑務所に入ったらそりゃいじめられちゃうだろうな。課長の「あんた達も気をつけなよ。ギリギリの事やっているみ たいだから」(意訳)この先を思うとひっかかるセリフですね。


早いもので Season8も折り返し地点に入ります。個人的には薫ちゃん卒業でハラハラしていたSeason7よりは楽しく見ています。Season7後半の右京さ ん1人相棒時代は右京が主導権をほぼ握っていた感じでしたが、尊が加入してからは右京さんに尊が意見するのが新鮮でそのあたりをおもしろいと思いながら見 ていることが多いです。