第54回紅白歌合戦感想(2003.12.31)

長いです。覚悟して読んでください。

 

 

ここ5年は紅白を見て年越ししています。毎年紅白は見切れとツッコミが半分くらいは目的ですので、それをふまえて感想を読んでいただけると嬉しいです。

 

・オープニング

リアルタイムでは見てませんでした。裏のお笑いが気になってしまって。第一の見切れチェックポイントです。SMAPは黒のスーツでゴスは歌の時と一緒かと。

 

・w-inds「Long Road」

登場の仕方に驚きました。でも曲は去年の曲が好きかも。

 

ごっちんオリビアを聴きながら

衣裳のセクシーさにびっくり。曲がバラードなのにあの水着に近いような衣裳は意外でした。

 

175R「空に唄えば」

確かボーカルの人がANNやってましたよね?礼央さんとも仲が良かったはず。

 

愛内里菜「FULL JUMP」

やっぱりしゃべり声がかわいい♪でも歌うとそうでもないとこが凄い。

 

EXILEChoo Choo TRAIN

衣裳がいつもと違いました。そしてボーカルの人がまた髪型変えてる~。正直怖い。

 

山本譲二みちのくひとり旅水森かおり鳥取砂丘前川清「東京砂漠」

石坂浩二さんがナレーションを担当。日本の情景を歌った歌をこのへんに集めたそうです。でも「みちのくひとり旅」と「東京砂漠」はCMのインパクトが強すぎました。「鳥取砂丘」はてっちゃんがよくラジオで話してました。この中なら私は「東京砂漠」が好きです。

 

モーニング娘。Go Girl 恋のヴィクトリー」

この間のSMAPスペシャルを思い出し顔と名前を一致させようとしてみたけどダメでした。毎年メドレーだったのに今年は1曲で残念でした。

 

松浦亜弥「ね~え?」

衣裳変えがあると思ったのになくて拍子抜けでした。しかもバックがハロプロキッズでした。今年のあややの曲はこれもいいけど「GOOD BYE 夏男」も好きです。

 

鳥羽一郎「兄弟船」

TOKIO大漁旗を持って応援に参加。1999年に野猿が同じようなことしていたけどあの時は誰のバックだったけ?

 

伊藤多喜雄「TAKIOのソーラン節」

曲紹介でTOKIOが登場。お約束の作文なのにリーダーが最後じゃなくて「オチはリーダーがやんなきゃダメ!」と思っていたらちゃんとオチはリーダーでした。ソーラン節は金八先生で有名になったんだと思っていましたがどうやら微妙に違っていたようですね。

2番から白組有志がバックダンサーとして参加してました。ちらっと見覚えのあるスーツが見えたので「まさか?」と思ったらそん中にゴスペラーズが!北山さ んがw-indsとで1グループ、ヤスと黒ぽんと酒井さんとどなたか演歌歌手で1グループ、てっちゃんはその隣で1人よく分からないダンスを踊ってました。阿波踊りのようなそんな感じでした。

 

綾戸智絵テネシーワルツ」

この方もトークと歌のギャップが凄い方です。案外衣裳が普通だったような。でもかっこよかったです、さすが綾戸姉ちゃんです。

 

女子十二楽坊 錦織健「自由そして荒城の月」

個人的には「荒城の月」のコラボより「自由」が良かったです。けっこう年末の歌番組で女子十二楽坊は見てきました。そうそう。曲紹介で木村さんが出てきたんでした。中国語でなんか言っていましたよ。

 

・森進一「狼たちの遠吠え」

今回の紅白の中で唯一知らない曲でいいと思った曲です。イントロから長渕節が炸裂した曲で(これは身内も同意)共演ということもあってかすごい迫力で、森さんの声にも合っていて良かったと思います。唯一ビデオで見返した演歌歌手でもあります。

 

中間投票

とうとう今年はオンバト形式が正式に採用されました。NHKホール全部がオンバトをやっているかと思うとなにかおかしい(失礼)こういうことは高山アナがよく合います。

 

10分間ニュース

何で今年は10分だったんでしょう?前に10分だったのは1999年で、あの時は2000年問題が危惧されていたからだったはずです。ここのニュースを録 画しておくと後で見た時に時代に変化が感じられて楽しいのですが、今年はハイビジョンで録画したのでニュースが録画できずちょっと後悔しました。来年からBS2にしようっと。

 

森山直太朗「さくら(独唱)」

曲紹介なしにいきなり歌へ。2001年のゴスと同じ演出でした。でもこの曲はあの演出で始まって良かったと思いました。衣裳ってもしかしてプロモと同じやつでしたか?

 

一青窈「もらい泣き」

なんかゆずの余韻が残ったまんま始まっちゃったのがちょっと残念でした。衣裳が不思議な感じでした。でも窈ちゃんらしいなと。ネットみたいなのをかぶっていたようなんですが最初はメイクかと思って少し怖かったです。

 

そうだ。ここで新撰組のみなさんが出てきたのでした。局長と土方さんと沖田君がいなかったのは個人的に心残りでした。三谷さんの反応がおもしろかったです。三谷さんテレビ慣れしすぎ!

 

TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」

今回はトークなしでした。いかにもジャニーズというような衣裳でした。いつも思うんだけど、リーダーが映る割合少なくないですか?

 

はなわ テツandトモ佐賀県なんでだろう~SP合体バージョン~」

今年の芸人枠(笑)応援に談志師匠とダンディが来てました。まず、はなわがハニワの格好をして「佐賀県」を歌います。その後はテツトモだったんですが、ステージ上にはオンバト芸人が応援にかけつけてました。もちろん芸人の戦場となってました。自分で確認できたのはユリQとスマイリーだけで後は分からずでした。

 

曲紹介につよぽんがいました。ケミの曲のタイトルにひっかけてじゅげむを言ってました。少しハラハラしてしまうファンがここに(笑)無事に言い切った時はほっとさえしました。

CHEMISTRY「YOUR NAME NEVER GONE」

堂珍君、ずいぶん髪が短くなったんですね。久しぶりにケミさんをちゃんと見ました。

 

島谷ひとみ「元気を出して」

ギターが押尾コータローさんでした。ラグレボが私の頭をよぎる。この曲は自分にとっては思い入れのある曲なので、そのことを思い出して泣きそうになりました。

 

・紅白リングショー

今回唯一のショータイム。司会は前回と同じくアッコさんと中居さん。この次の次がゴスだったので今回は参加しないと判断しSMAPのみを楽しむことにしましたでもこのコーナー自体は去年の方が良かったな~。良かったのは2年連続で中居さんが「ジョンソン」と言ったことです。あとはうまくメンバーを利用したという感じでしたね。

 

中島美嘉雪の華

このあたりからじょじょに緊張し始めました。とにかく自分が緊張していたことが強烈です。 

 

応援にストレッチマンまいどんが来ました。2人を見て少し緊張がほぐれました。なごむわーまいどん。もちろんストレッチをみんなでやって、気持ちいい光景でした。でも多くの一般視聴者はなんでゴスの応援にストレッチマンまいどんが来たか分からないんだろうなー。ファンだっていう説明はあったけどさ。まさか共演しているとは思わなかっただろうと思います。 

ゴスペラーズ「新大阪」

衣裳は黒の燕尾服みたいでした。黒ぽん以外はスーツの前をとめていなかったと思います。背が高いてっちゃんや酒井さんは特に似合いますね。今年は小ネタしこんでないのかなと思ったら今年もやってましたね、キラキラを(笑)でも去年より分かりずらかったです。てっちゃんがずっとリードだから他の4人の映る機会がどうしても少なくなってしまうので。ちゃんと確認できなかったんですが、4人は手と耳で、黒ぽんだけ首に貼っていたと思います。去年よりも数が多かったのでは?耳に貼っていたのは最初気がつかなくて、エンディングの北山さんを見て気づいたんです。でもピアスとは何故か思いませんでした。歌もよかったです。私の好きなカットバージョンでしたし、満足でした。

 

長渕剛「しあわせになろうよ」

んー。もしINSPiがカウントダウンなかったらバックコーラスで出ていたのかなと考えてしまいました。Mステ見逃したので結局見ないままになってしまいました。

 

和田アキ子「古い日記2003 KOHAKU Remix」

モクキンドウポップジャムで歌ったのを聞いてからお気に入りになった曲です。後ろのホーン隊がマトリックスのようでした(笑)紅白の前日にカラオケで歌ったけどこれ好きです。

 

五木さん北島さんあたりからまた緊張してきました。ゴスの前でも緊張していたせいか少しはこの緊張感に慣れてきてはいましたけど。北島さんのあの紙吹雪の後にもまだ氷川君とSMAPがいるのが変な感じでした。もう紅白終わりなんじゃないの?と思っていたくらいです。もう紅組の人のことは全く覚えてなくて、氷川君がいつもと一味違ってかっこよかったのしか覚えてません。

 

天童さんの時は早くー早くーと思ってました。

 

そしてSMAP登場。観客席の騒ぎが凄かったです。SMAPファンの割合ってそんなに多くないはずなのに(いつもの歌番組と比べて)歓声の大きさにびっくりしました。阿部アナと高山アナが曲紹介している間に誰かとしゃべっていたてっちゃん(多分場所的にケミの堂珍君だとは思うのだが)そして自分のシャツを直して気合を入れる酒井さんの方が気になってました。

 

SMAP世界に一つだけの花

最初にSMAPから一言ずつメッセージ。順番は木村さん→中居さん→吾郎ちゃん→つよぽん→慎吾でした。シングルバージョンのイントロが始まって、ここだ けで既にホッとしてしまいました。オルガンバージョンでなかっただけでももう良くて、歌はいつも以上に引き込まれて聞いてました。2003年何回もこの曲を聴いてきましたが紅白での歌が一番良かったと思いました。つよぽん、吾郎ちゃんの腕やマイクが小刻みに震えていたような気がし て、その緊張感がこちらまで伝わってきたと思います。そんな中での吾郎ちゃんのソロになれば「また今日もかわいかっこいい」といちファンになった私。歌い終わった後の表情も「やりとげた!」感があってこっちも嬉しくなりました。歌い終わった後の中居さんのあの行動は何だろ?

 

エンディング

ちょっと集計機械のミスがあったようでハラハラしました。結果は15対0で白の圧勝でした。最後ボールを投げるとこで赤が1個も入ってないと分かった時は 「は?」って感じになりました。個人的に氷川君とSMAPは強烈だったけどまさか全部が白にいくとは・・・びっくりの紅白でした。最後の「蛍の光」でスマシプが映ったのが嬉しかったです。慎吾の泣きまねとか。ゴスのとこでも書きましたが、ここでようやく北山さんの耳のキラキラに気がつきました(遅すぎ)

 

 

総括

今回はとにもかくにもSMAPでした。前回の方が見たかった人は多かったのですが、今年は見たい人がどうこうというよりはSMAPだったのです。これは紅白を見終わってから気づいたのですが、ずっと「世界に一つだけの花」が反戦歌として扱われることに不満を持っていた私にとって、あの歌前のメッ セージは言って欲しくなかったことになると思います。でもそれを忘れさせてくれるくらい歌に引き込まれたのは事実です。この時ほど歌のチカラは凄いと思っ たことは今までありませんでした。とても感激して、1人で見ていたら泣いていたかもしれないとさえ思いました。SMAP凄いよ。本当にこの人達のファンで よかったと思いました。内心中居さんの髪が普通でほっとしたのも付け加えておきます。白の完全勝利は本当にびっくりしたけど、今までで一番印象に残る 紅白歌合戦だったのではないかと思います。これは勝手に思っていたことですが、中盤の進行の慌しさが気になりました。今年は歌手数が多いと聞いていたので歌をカットするか演出をカットするしかないと思ってましたが、それでも時間なかったのかなと思っちゃいました。応援ゲストもあんまりなく、すっきりした感じだったのは良かったと思うんですが。前の曲が終わり切らないうちに次の曲紹介はして欲しくなかったです。曲の準備が特に必要ないとこにはゲストがいなかったのでそれは好感触でした。で、音取りの時間稼ぎの為にゴスの前にはまいどんストレッチマンがいたんでしょうね(そういや前回も慎吾が曲紹介でいたっけか)応援ゲストの仲間ちゃんの「まるっと」がツボでした。他局なのにありがとう。

 

あとハイビジョンの放送で、紅白が終わった後の様子を少し放送していました。舞台の隙間から大役を終えて嬉しそうにしているSMAPの様子が見られました。その後に演歌歌手の石原さんとゴスがちょっとインタビューを受けてました。録画してないので内容ははっきり分かりませんが、紅白の感想とか話してました。唯一覚えているコメント。コロッケさんに「初詣とか行くんですか?」と聞かれ「1週間ぐらい休みもらえるんで」byヤス(多分)「メンバーには一切(強調)知らせないで」byてっちゃんと答えてました。この後、ゴスは打上げだったのかな?毎年スゴイ話を聞いてますがどうなったんでしょうね。あとゴスといえば。紅白で2種類ぐらい衣裳を用意する人が多い中、ゴスは歌もそれ以外の時もずっと一緒ですよね。あ、だから歌の時はキラキラが必要なのか!?そして来年は「Get me on」並に踊れる曲で紅白出場を狙うというのはダメですか?