COMPOSER ~響き続ける旋律の調べ~

 

TEAM-NACS COMPOSER ~響き続ける旋律の調べ [DVD]

TEAM-NACS COMPOSER ~響き続ける旋律の調べ [DVD]

  • 発売日: 2005/12/22
  • メディア: DVD
 

 

そもそもどうでしょうリターンズにハマったことからNACSに行き着きました。それまではNACSのファン、大泉洋のファンというよりはどうしょうのファンという立場が一番正しかったのですが、このDVDを見終わった今はNACSの芝居をもっと見てみたいと思うようになりました。どうやらハマってしまったようでして。LOOSERのDVDも近々買おうと思ってます。 COMPOSERはベートーベン、モーツァルトシューベルトなど作曲家にまつわる話です。クラシック音楽が好きなので、ベートーベンとモーツァルトの曲の特徴とかその人となりとか多少は知識がありました。もちろん舞台の話には事実と異なる部分もあるはずですが「そういうこともあったんじゃないかなー」と思えたのは、ストーリーがよかったからだと思います。 前半は笑えるところもあって、ナポレオンごっこのLOVEとか、オープニングでなぜ1人だけレオタードなのかとかがおもしろかったです。でも後半のベートーベンの耳が聞こえなくなったあたりからは一気に重くなります。目が見えないカールと耳の聞こえないベートーベンはこれからどうなってしまうのだろう。2人はどうやってコミュニケーションを取るのだろう。そしてベートーベンが絶望の果てに見出したのが歓喜の歌で、それを指揮するシーンは本当に感動しました。自分は耳が聞こえないから、劇場で指揮をしているシューベルトを見るように伝えた所もよかったです。あそこのシューベルトの指揮の姿が好きですね。最後にモーツァルト、ベートーベン、シューベルトがが3人そろって歓喜の歌を指揮するところも好きでした。 またこの舞台は音楽もよくて、クラシック好きにはけっこう嬉しい選曲だったと思います。特に歓喜の歌を転調した曲(副音声で絶望というタイトルだと言っていたやつ)は転調するだけでこんなにも曲のイメージが変わるのかと思いました。一番お気に入りのシーンは洋ちゃん演じるベートーベンが「歓喜の歌」を朗々と歌うシーンです。このシーンが本当にかっこいいんだまた。いい声しているし。