「No9不滅の旋律」大千秋楽おめでとうございます

本日の北九州公演をもちましてNo9不滅の旋律の全ての公演が終了いたしました。

吾郎さんをはじめてキャストの皆様、スタッフの皆様お疲れさまでした。そして素晴らしい舞台をありがとうございました。

私は東京公演2公演で終わってしまいましたが、大阪公演、北九州公演とどんどん進化していったようだったのでその様子をこの目で見たかったと思いました。

 

ツイッターではぼちぼち舞台に関することをツイートしてましたが大千秋楽なのでブログにまとめてみたいと思います。

吾郎さんの舞台は2003年から見ていますが、今回のルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベンはこれまでの舞台作品でなかったような役柄でした。あそこまで暴言吐いて、暴れまわる役は舞台はもちろんドラマでもなかったのではないかと思いました。失礼かもしれないけれど吾郎さんはこんな役もできるんだなと思いました。特に1回目の観劇の日は最前列での観劇だったのでとにかくステージが近くて(過去に3列目はあったんですけど最前は初めてでした)しかも立ち位置の関係で何回か真正面に吾郎さん立ってたし、そして今までにないような役を近くでみていて、吾郎さんの舞台は初めてじゃないのに何回も「稲垣吾郎ってホントに存在するんだ」と思いました。そんな想いと舞台に心ゆさぶられて初めて吾郎さんの舞台を見ていて涙が浮かびました。

 

このベートーベンという大変な役を最後まで無事に完走した吾郎さん。本当にお疲れ様でした。1回目に観劇した日が月曜日で、帰宅したら22時からのスマスマにSMAPとしての吾郎さんがいました。それを見てこの方はさっき見てきたベートーベンを演じた方と同一人物なんだろうかと思いました。そうなるとスマスマを見ていてもこれはいつのタイミングでの収録なのか気になってしかたない日々が続きました。ストスマでの低い声に舞台中を感じたり。ゴロデラはヒゲゴローでの出演もあり嬉しかったです。渡部さんとの回は東京千秋楽の翌日でしたね(居酒屋の日めくりカレンダーが26日だったので)どうやら大阪公演と北九州公演の合間にも何か別のお仕事があったようですし、あのベートーベンとSMAP稲垣吾郎をどう自分のなかに共存させていたのか不思議でなりません。

大島優子ちゃんをはじめて他のキャストの方も素敵な方ばかりでした。今回のキャストの方はSNSやっている方が多くてマメに写真アップしてくれるのが嬉しかったです。その場に吾郎さんがどこまで参加していたのかは想像するしかないけれども、カンパニーのチームワークがこちらにも伝わってきました。他のキャストの方についてはレポートとして書きたいなと思っています。今回はちゃんと文章としてまとめておきたいんですよね。

 

クラシック音楽はそれなりには聞いているほうだと思うのですが聞く曲の偏りが激しく、ベートーベンの曲はあまり聞いたことがありませんでした。そのベートーベンの曲で唯一全て知っていたのがこの交響曲第9番でした。第9に興味を持ったのは某アニメがきっかけではあったのですが、時を経てまた自分の元に第9が戻ってきたのだなと思いました。生のオーケストラで第9の演奏も聞いたことがありますが、やはりあの「歓喜の歌」そのものの力とかパワーはすさまじい ものがあると思っています。不滅の旋律はその歓喜の歌の力と役者の力が融合されてあの舞台を作りだしたのだと思いました。1幕の最後でルートヴィヒが酒場 で歓喜の歌のメロディを兵士に歌わせるシーンでもぐっときましたし、もちろんフィナーレの歓喜の歌もとても感動的でした。そんなメロディを作りだしたベートーベンは天才だったんだろうなーと改めて思いました。今年の年末は久しぶりに第9演奏会に行きたいなと思ってます。ツイッターにもあげましたが第9のポケットスコアの写真です。久しぶりに見たら歌詞の訳詞も書いてありました。