野猿のビデオクリップと歴史 ザ・グレイテスト・ヒッツ

発売日見て気付いたけど撤収ツアー中の発売だったんですね。そういえば名古屋遠征の前日に友人とVHS版を見ていた記憶があります。発売当時はVHSしか買っていませんでした。実を言うと完全撤収はVHSとDVDのダブル購入をしていました。将来的にはDVDプレイヤーを入手するつもりでいたからです。だけど撤収ツアー中に発売されたこの作品をダブル購入する余裕はない。だけどDVDプレーヤーがないからVHSを買わないとすぐに見られないということでとりあえずVHSを購入したのです。いつか余裕ができたらDVDを買おうと思っていたのですが、その頃になったら今度はDVDが売っていないという状況に。そして2012年12月渋谷のタワレコで11年越しの夢を叶え、このDVDを購入したのでありました。それなのに実際に見たのは2013年5月13日の野猿撤収記念日なのでした。

自分がリアルタイムで野猿を追いかけ始めたのは「Be cool!」の発売の頃なので1999年2月頃になります。といっても当時はまだ自由に動くことができず、自分が動けるようになった頃には握手会や即売会はなくなってしまっていて、DVDを見ていてそこがいつも羨ましくなります(あ、でもWillCallは行こうと思えば行けたのかなあ)DVDのナレーションはプチボインノリ、憲本レオ、小港部長、アサヤンナンデス、平山さん(洞爺湖ライブの部分のみ)が担当しています。

○ジャニーズシニア~Get down

野猿KinKi Kidsがいたからこそ誕生したグループなんですね。そこは忘れてはいけないと思います。ジャニーズシニアとして初登場。おーまだ秋山君がいるよ。もちろんカンバラとヤンもいるのでスタッフだけでも12人います。本当に普通のスタッフという感じのみなさんです。

ジャニーズシニアから野猿へ名称変更。由来は野人岡野選手から。フランスワールドカップ開催の頃だ。あっという間にavexからのデビューが決定。楽曲は秋元さん&次利さんがこの時の秋元さんの「金の卵、略して印税」はかなり名言であると思っています。2013年の今となってはすっかりAKBの秋元さんですが、総選挙やら選抜やら握手会やら今のAKBと同じようなことを野猿で既にやっていたんですね。けっこう指摘している方が多くてうなずいてしまいました。「Get down」発売後のファン投票でカンバラが脱退。しかし神原さんはこの後ヘキサゴン当てますから人生どうなるか分からない。

○叫び

成田入れ替え戦にて太田さんがゲートをくぐることもなく脱退。今になって思うと、このあたりまではバラエティで済んだのかもしれないと思いました。「叫び」といえばタカク男泣き事件inドライレイク。打ち上げではみんな大泣き。「叫び」野猿のイメージを決定付けた曲だと思っています。

それでゴテの「ロンリーチャップリン事件」は「叫び」のプロモーションでしたっけね。思えば自分が「ロンリーチャップリン」という曲のタイトルを覚えたのはこの事件がきっかけです。もちろん当時はマーチンさんと聖美さんの曲だなんて思ってもいなかったけど。だいたいあの一瞬の映像でロンリーチャップリンて分かるの「♪コバルト色~」の歌詞だけだもの(笑)そしてこれがきっかけでダンサーが坊主に。酒と坊主は野猿を語る上で欠かせない。

○SNOW BLIND

この曲だと台湾ロケと野猿ドラフト会議がメインかな。ノリさんの男鹿は伝説化していますな。この曲の順位発表の時に横アリのコンサートが決まったようです。

○Be cool!

もうこの曲のスーツがかっけー。球体展望場でポーズをとって写真を撮った野猿ファンは自分だけではないはずだ!フジテレビの近未来ぶりがこの曲のPVにはハマっていたと思います。このPVの撮影中に発生したのがタカクさんと半田さんのケンカ。後にタカクvsゴテの時間無制限一本勝負となる。もう野猿で事件を起こすのはゴテかタカクかっていう(笑)催眠術はもう平山さんの暴走ぶりがたまんないです。確か当日のライブでも「サンキュー」って言ったんだよね!?

○横アリコンサート

リアルタイムで野猿を追い始めたのがこの頃です。このコンサートこそDVDが出ていないのですっかり幻のコンサートとなってます。映像がこのDVDか自分で録画したものしか残ってないのです。あの軍服の衣裳が好きだったなー。

○Selfish

千葉マリンスタジアムが刑務所に変身。技術って凄い。この時のお台場の即売会行きたかったー。

○夜空を待ちながら

うう。実は赤玉抽選は軽いトラウマなので飛ばした。まだ当時の自分にはハード過ぎる展開でした。曲は好きだけど。冬が近い頃に聞くとほろっとくる曲です。

○1999年の紅白

野猿語る上で忘れてはならないキーワード。それが急性胃腸炎。これ本当に辛いよ。実際にかかると笑ってられなくなるよ。勘九郎さん(当時)さんが亡くなった時に真っ先に思い出したのがこの時の紅白でした。色々とあの時はごめんなさい。三波春夫さんの応援で来ていた忠臣蔵の衣裳が好きでした。

○First impression

CA登場。マイペース過ぎるCA。この曲の振り付けはかなり練習しました。CAの頃は愛のさざなみとかもありましたね。

○武道館コンサート

やっと野猿コンサートに行くことができました。見に行ったのは2日目でした。何よりもインパクトがあったのは「Paining rain」のテルカンのあのスーツだった事は言うまでもなく。

 

○Chicken guys

香港!シュウさん!なPV。青空スーツよりもキンキラスーツが好きだったなあ。キラキラさならミッチーにも負けてないよと2013年に見て真っ先に思いました。

○夏の集会

宮城に行きました。この時に野猿総選挙が企画されてましたね。カラオケコーナーで平山さんの「桜坂」と神波さんが歌う永ちゃんが聞けてよかったです(カラオケはDVDには収録されてません)

○太陽の化石

シュウさん付き人、浅野一時加入のシングル。売上は悪かった曲だけど好きな曲でした。PVの白衣裳の神波さんがかわいすぎて。たまらない。だけど野猿メンバーが映らなくて物足らない作品でもあります。雰囲気とかそういうのは好きなのですが。

○2000年紅白

ミスターが倒れる前かと思うとちょっと切ない(ちょっと前に国民栄誉賞の授賞式見たから余計)この時のオリンピックはヤワラちゃん、Qちゃん、ミスターだったんだと思うと時代を感じます。タカさんの急性胃腸炎の話はスポーツ紙の報道で知っていたけど、本番にちゃんと出てくれるかどうか心配でした。

○star

これもなかなかに賛否両論あったシングル。でもsakiちゃんはうまかった。それ以上にただただPVに負けた。参りました。それ以上言うことはありません。

○Fish Fight

撤収シングル。最後の最後でこれかーという(笑)振り付け必死に覚えました。

エンディングでは「We're the YAEN2001」をBGMにしてメンバーの映像が流れます。ホッシー兄さんならバク転と扇風機、神波さんなら赤玉、矢沢降臨、催眠術、タカクさんなら戒め、ドライレイクなど、それぞれ印象的な映像が使ってあります。野猿の活動日数は1354日だったそうです。こう書くとけっこう長いですね。

なお、割ったくす玉の数は29個だそうですが、四時間伝説が1位を取った時に1つ割っているので合わせて30個になります!それにしても野猿の平均年齢33.6歳だったのか…。

(2013.5記載)