相棒Season8 第4話~第6話

いつのまにかたまっていたのでまとめて感想です。
ドラマ「相棒」が好きだって話をすると、必ず新相棒の話になるのでちょっと微妙な感じになる今日この頃です。


第4話「錯覚の殺人」
4話はコロンボ方式でした。これまでの作品にもあったような。記憶があいまいです。ムキになる尊がおもしろかったです。尊がどう頑張っても右京さんにはかなわないんだなと思いました。「俺は人より頭がいいと思っている人間が嫌いなだけ」という尊の言葉が負けず嫌いを象徴していると思います。犯人にはったりをかけてあっさり撃退されてしまった尊がちょっと新鮮でした。ところでイタミン、彼は「ソン」じゃないですから(笑)やっぱり尊の特命係の左遷は不自然だと思われているのか。芹沢くんをスパイとして特命係に派遣したはよいけど、しっかり使われいる始末。Season7の芹沢くんとの相棒を思い出しました(髪を切られた女でしたね)杉下右京観察日記はどうやら続いているようですね。

第5話「背信の徒花」
最近何かと話題の官僚がテーマと思っていたら、最後は意外な方向へ話が進んでいきました。つくづく右京さんは、掘り返さなくていいことを掘り返してしまう人なんだと思います。今回の事件だって右京さんが何もしなければと思ってしまうわけですよ。確かに裁かれるべき人が裁かれないのはおかしいけど、だけどねと。最後で尊が「ほとぼりが冷めたら元に戻る」的な発言はエリートの尊らしいなと思っちゃいました。今回の尊といえば「痛いのキライだから飛び降りはしません」というセリフが気に入りました。死体も苦手だし、らしいと思います。ところで米沢さんが鉄道オタクという設定は今回からでしょうか?今まではなかったと思うんですが。米沢さんと六角さんが時々ごちゃごちゃになります。

第6話「フェンスの町で」
官僚の次は基地問題でした。こういう時事ネタを絡めてくるのに感心します。2人の推理合戦がおもしろかったです。尊も随分と自分の理論を話すようになってきましたね。でもあれだけ言わせておいて「教科書的」と言ってしまう右京さんは厳しい人だ。それとそろそろ尊が道を間違った話は忘れてあげて欲しいです。それと尊に対して「オッサン」言うなーと思ったのは私だけではないはずだ。第7話の予告ではスカジャンを着て変装していた神戸君。今回も犯人の格好させられていたし、このまま変装キャラとなってしまうんでしょうか。