2016年総括-2016年とは何だったのか-

2016年も早いもので最後の日になりました。長かったような短かったような。そしてこの1年はいったい何だったのかと何度も何度も考えました。感情が揺さぶられることばかりで、精神的にも参ってしまいそうになった1年でした。

 

振り返ってみれば、昨年11月に起こった北山さんの病気療養と田口くんのKAT-TUNの脱退発表を引きずったまま2016年は始まりました。しかしそんななかでもひさしぶりに見たジャニーズカウントダウンがとても楽しかったのです。出てるメンバーがよくわからなくなってから見てなかったのですが、今回は後輩グループが少しずつわかるようになっていたので大丈夫かなと思って。MJと踊る河合君とか、すばるとタッキーもよかったですよね。そんな楽しいカウコンが終わって、初詣で北山さんと田口くんのの今後の無事を祈っていたことを思い出します。北山さんは3月に無事に復帰しゴスペラーズの活動も再開していますし、田口くんは3月末でジャニーズ事務所を退所し今はインディーズで活動を再開したようです。だから二人については本当によかったなと思うのです。

 

笑点の司会交代も私にとっては大きなできごとでした。歌丸師匠が笑点を50年を機に司会を引退することはある程度予想はしていましたが、その後任がまさか昇太師匠だとは思ってもいませんでした。世間と同じで私も絶対に円楽師匠が後任だと思っていました。でも若手大喜利BS笑点などの実績や年齢を考慮すると昇太師匠が適任なのかもしれないと後になって思いました。そして後任メンバーは林家三平師匠。お子さんも産まれましたし、いい1年でしたね、師匠。笑点が何よりもすごいと思ったのは新司会と新メンバーが当日まで一切バレなかったことです。この情報化社会ですごいと思いました。あとになってから本人達はもちろん家族にまで緘口令がしかれていたそうなので徹底していたんでしょうけど。三平師匠が生放送当日に仕事先のテレビ局までウソをついた話と、正蔵師匠がちらっと映った足首を見て「三平だ!」と気づいた話が大好きです。約10年前、BS笑点を見ていた頃から昇太師匠推しだったので、新司会はびっくりしたやら嬉しいやら。今年熱海五郎一座に行こうと思ったのも昇太師匠がきっかけでした。昇太師匠は今年の紅白歌合戦の審査員でもありますし、来年の大河ドラマでは今川義元役で出演します。大河ドラマは3回目の出演だそうですが、落語家にも関わらずほとんどセリフはない役だそうです。来年はこっちの昇太師匠にも注目ですね。

 

大河ドラマといえば「真田丸」です。正直ここまでハマるとは思ってもいませんでした。軍師官兵衛を1年間見続けたあと、なんとなく次はいいかなと思って見ていませんでした。2016年になり戦国の知識はなんとなくあるし、洋ちゃんがとても真面目な役だと聞いて興味を持ち軽い気持ちで見始めました。しかし次から次へと登場する魅力的な登場人物にあれよあれよという間にハマり、最終回まで完走しました。とちラブトークショーも行けてよかったなぁ。室賀暗殺の動きにしびれた出浦様、いい声の直江兼続、銃をかまえる姿に撃ち抜かれた勝永様の3人が大好きでした。大坂五人衆もみんな好きだったし、笑える展開のなかにも絶望が見え隠れする展開から目を離すことができませんでした。特に毛利勝永はオカケンさんが演じていたという理由で興味は持っていましたが、41回からの登場にもかかわらず強烈な印象を残してくれました。勝永様が好きすぎて「ヘンリー四世」まで見に行ってしまったのはいい思い出です。今年は気持ちが落ち着かずに苦しい日々が多かったですが、それでも毎週日曜日の真田丸がおもしろかったことは救いでした。

 

そして今年を語る上で忘れてはならない2つのニュース。SMAP解散成宮寛貴芸能界引退ですね。

カウコンとフィーリングデートが楽しくて「いい年になるぞ」と思っていた矢先にSMAP解散報道の第一報がありました。あの悪夢のような生放送があって、そこから自分が何をどう考えていたかあまり覚えていません。なんとなくツイッターも嫌になり、少し離れていた時期もありました。ファンが様々な活動を行っていたことはちらと聞いて知っていましたが、自分としてはあまりそういった活動に協力する気にはなれずモヤモヤを抱え続けていました。ただ後輩グループも好きで歌番組はよく見ていたので、少しずつ事務所が変化しつつあることは感じていました。セクゾとキスマイが日テレの歌番組に出られるようになったことは本当によかったと思っていたのです。一方で中居さんが司会をしているTBSの音楽の日にさえSMAPが出なかったときは「あれ?」と思っていましたが、あまり悲観的には考えていませんでした。8月14日の朝、ツイッターを見てSMAP解散のニュースを知りました。それからいろいろなことを考えて、実感がわかないまま12月になりました。26日のスマスマ最終回は見たくない部分もあったけど、あれでやっとSMAPが解散するんだということを受け入れることができたように思います。田口くんと同じように語っていいかはわからないけど、田口くんの脱退を頭では理解しつつもなかなか受け入れられなくて。最後のMステでのあのステージを見てようやく受け入れることができたのです。

 

SMAPの解散も目前に迫った12月。成宮くん芸能界引退の報道で心がぽっきり折れました。週刊誌の報道があってわずか1週間でここまで話が進展するとは思ってもいませんでした。報道が出たときはコメント出していたのに、1週間で引退まで追い込まれるなんてショックでたまりませんでした。もう二度とカイトくんにも金田一の高遠さんにも会えないのかと思ったら悲しくてたまりませんでした。あのファックスの直筆文書もつらかったですね。今どうしているんでしょうか。元気でいるのかな(なりみーの引退発表以降この問題も泥沼化しつつあるのであまり触れないほうがいいのかなとも思うんですが)

 

SMAP解散は悲しくさみしいことですが本人たちが選んだ道であるならばファンは受け入れるしかないと考えていました。だけど、もう少し上手なやりかたはあったんじゃないかというのはずっと思っていました。そしてSMAP5人はファンのことをどう思っていたんだろう。どうして欲しかったんだろうということがずっと引っかかっています。メディアやSNSでさまざまな意見を見てきましたが、本人たちがしゃべらない以上解散の理由は推測できても明らかにならないんだろうなと思っています。解散理由は5人が墓場まで持っていくかもしれないし、何年かたってわかるのかもしれない。それは5人のこれからの活動状況を見ていくしかないのかなと思ってます。きっと2017年は5人にとってもファンにとっても正念場になるんでしょうね。

 

来年こそ。どうか来年こそは平穏に過ごせますようにと心の底から思っています。私自身もSMAP解散を経て、考え方や行動がどう変わっていくかは想像もつきません。それでも好きな音楽やお芝居は応援していきたいと思います。でもとりあえずは少し休みたい。真田丸と共に駆け抜けてるなか、心の中でSMAPのことがひっかかっていて疲れてしまいました。見たい映画が既に何本かありますし、ゴスペラーズのツアーも決まったので楽しみなのですが、少し休んで好きなことを素直に楽しいと思えるゆとりを取り戻したいと思っています。

 

いろいろありすぎた2016年でしたが、最後の紅白とカウコンぐらいは楽しみたいです。相葉ちゃん白組司会頑張って!そしてカウコンの岡本親子共演が楽しみです。年男ユニット期待してます!年明けからミッチーと木村くんのドラマ共演も待っているし、ミッチーが「木村くん」呼びをしていることに非常にわくわくしています。あと「おんな城主直虎」もね。昇太師匠が出てるあいだは見たいぞ。

 

それでは、よいお年を。