3月20日放送のゴロウデラックスにてMCの小島慶子さんの卒業発表がありました。家族でオーストラリアへ移住した事はなんとなく知ってはいたのですが、2月も3月も変わりなく番組は続いていたので4月以降も継続するものと思っていました。だんなさんが仕事を辞めたらしいことも聞いたので、その代わりに小島さんが仕事を続けるのかと思っていたらそうではなかったのですね。
もともと小島さんといえばラジオの印象が強く、わりと好きなアナウンサーだったので吾郎さんと番組が決まった時は嬉しかったです。実はゴロデラの初回は録画ミスで見られなかったのですが(確かつよぽんが翻訳した本が課題図書)その次が西村賢太さんで色々と強烈だったことを覚えています。読書は好きだったのですがネットに出会ってからネットに取られる時間が増え、本に接する機会も減っていました。でもこの番組のおかげで興味を持った作者さんや本はたくさんあります。
もはや準レギュラーだった岩下尚文さん。
多分岩下先生の次に出演が多かったであろう西村賢太さん。
廃道系という言葉のきっかけだったヨッキれんさんこと平沼義之さん。
サラっと書いた吾郎さんがめちゃくちゃかっこよかった浦沢直樹さん。
個人的にラジオから好きだった阿曽山大噴火さん。
などなど。団鬼六賞の作家さんが出られたのも深夜ならではでした。あとは「まさかこの方が！」みたいなゲストも多くて、本当に楽しい番組でした。親太朗くんの消しゴムはんこは毎回感心させられました。そんな親太朗くんともドラマ(Dr検事モロハシ)で共演していたのも何かの縁だったのでしょうか(撮影自体はゴロデラが始まる前だったらしいので)
吾郎さんのTBS深夜レギュラーも早10年ぐらいになるかと思うのですが、ゴロウデラックスは好きな番組でした。始まった当初は本の紹介という地味なテーマの番組だったので早くに終わったらどうしようと思っていたのですが3年も続いたのですね。初期はちょっと「あれ？」という回もありましたが、2人が打ち解けていくうちに楽しい番組になっていったと思います。ロケも楽しかったですね。西村さんとの鴬谷のロケとか。漫画家シリーズもよかった。ぜひ新谷かおる先生のお宅に伺って欲しかったです。この番組の空気感は吾郎さんと小島さんが作り上げたものも大きかったと思うので、MCの交代によってその空気がどう変わってしまうのか心配なところではあります。でもまずは番組が継続することに感謝して4月まで待とうと思います。しかし改編期とはいえ1ヶ月も番組が休みだと忘れてしまいそう…。
小島慶子さん、今まで楽しい番組をありがとうございました。
