作:別役実
演出:深津篤文
会場:新国立劇場小劇場
観劇:2010年3月22日マチネ

実は先行完敗&一般発売参加できずだったので、当日券で見てきました。舞台の内容に関してはほぼ理解できていないと思います。なので当日券の記録などがメインになるかと思います。

当日券は前日に電話で予約して、当日はその予約番号順にチケットを購入するというシステムでした。この日以外にももう1日チャレンジしたのですがそちらは取れず、なんとかつながってよかったと思いました。必死で電話をかけていてつながったと思ったら、いつもの自動音声対応ではなくて逆にとまどってしまいました。整理番号を伝えられて、当日は身分証を持ってきてくださいという話がありました。

当日、整理番号順で並びチケット購入という流れでした。Z席のほうが先になくなってしまったので、下手側の後から2列目のA席になりました。もちろんパンフレットも買いましたが、いつもの舞台と違う雰囲気でとまどいました。事前にネットでとても静かな舞台と聞いていたので、荷物を抱えてガチガチになりながら見ていました。

 

前売り完敗で、でも機会があれば舞台は見たいと思っていたけれど、実際の観劇は前日に当日券が取れて急に決まったので気持ちの準備ができずじまい。舞台の内容が理解できたか?と言われるとわからなかったとしか言えないと思います。ヴァージニアウルフよりも難解に感じました。劇場が小さいとはいえ、後ろから2列目で照明もそんなに明るくなく、出演者の表情はよくわからなかったです。みんな同じような衣裳だし、通行人1と2の違いなんて、1が山西さんということを知っているからわかるようなもので、知らなかったら区別がつかないかもしれないと思いました。通行人1の「ヒマ」というセリフに吹き出しそうになってしまいました。

そして悲しいぐらいに吾郎さんのことを覚えていない。何を見ていたんだ自分。唯一覚えているのが、カーテンコールが終わって戻ろうとしたときに椅子にぶつかってつまずきそうになっていたことぐらい。本編とは全く関係ない(笑)

どの舞台でもそうですが、あと1回見られたらまた違った感想を持っただろうなと思いました。とりあえずは吾郎さんの舞台観劇記録が途切れなくてちょっとほっとしました。