相棒Season9 第7話「9時から10時まで」

相棒の脚本家の方で特に「この人が好き」というのはあまりないのですが、好きな話は櫻井さんが書かれた話が多いです。しかし、Season9の櫻井さんの話はとにかく重い…。なので感想はちょっと後回し。

先に第7話です。
今流行りのリアルタイム物ということでしょうか。

きっと尊はたまきさんから映画に誘われた時、即OKしたにちがいありません。
た「神戸さん、12月8日の夜にお時間空いていたら一緒に映画に行きませんか?『朧月夜』という映画なんですけど、あまり右京さんこういう映画に興味がないみたいで」
尊「いいですよ。よろこんで」
(以上、花の里でこんなやりとりがあったんじゃないかと勝手に想像)

というか尊は基本的に血とかが苦手なんですね。そういうホラー映画が好きなたまきさんてやはりタダ者ではないのかもしれない。骨董品に詳しい尊に向かって
た「いいとこのおぼっちゃんだったりして」
尊「そんなことはあったりなかったり」
のやりとりが好きでした。でも尊はけっこういい家の出だと思うけどね。薫ちゃんだって実はボンボンの設定ですし。あと微妙にやった右京さんのマネも好き。

骨董品に詳しいふりして近づいたけど、相手の詐欺師の方が何倍も上手でした。でもなんとか会話をつなげようとする尊に「さすが元庁内S」と思ってしまいました。見てる側としてはうさんくさい会話のやり取りがおもしろくてしかたなかったです。
だけどキャッシュで1000万は相手が詐欺師でなくても考えるべきだと思うんですが(汗)阿藤さん(役名失念)も一応買うのは考えようと思っていたのに、尊が席をはずしている間に契約済んじゃったし。あーあ。あの後どうなったか少し気になります。犯人は捕まっているんだからお金は返してもらえるよね?

最後に右京さんに「今日はたまきさんとデートだったとか。楽しかったですか?」と聞かれ「ええ、そりゃとっても楽しかったです」という尊の回答は本音なのか、強がりなのか。どっちでもあったりなかったりして。