ブログやツイッターできちんと書いた事がないように思うのですが、私の稲垣吾郎舞台観劇デビューは2003年の謎の下宿人です。そもそも吾郎さんにハマったきっかけは1999年の古畑 vs SMAPなので月晶島や七色インコの存在は知っています。しかし当時の年齢でチケットを取って舞台に行くというハードルは高く、ようやく見に行けたのが謎の下宿人だったのです。吾郎ファンになったばかり、かつインターネットを始めたばかりだった1999年頃、吾郎さんのファンサイトを巡っていると、必ずといっていいくらい吾郎さんのひろげんは凄かったという話があがっていました。そんな理由もあり私にとって「広島に原爆を落とす日」は伝説の舞台となっていました。
そんなひろげんが戦後70年の今年にA.B.C-Zの戸塚くん主演、錦織さん演出で上演されることを知りました。ぜひ見たいと思っていたのですが休みの日程が読めなかったことと、チケットを取るのに松竹に電話というハードルの高さであきらめてしまいました。しかし京都での公演が始まった頃パンフに吾郎さん&戸塚くん&錦織さんの対談が載っている情報を知り、パンフレットだけでも欲しいと思っていました。そんな事をツイートしたところ、チケットがなくてもパンフレットが帰る事をフォロワーさんから教えてもらい、公演期間中にサンシャイン劇場に行き、無事にパンフレットを入手することができました。ジャニーズ事務所としてもひろげんに吾郎さんが出ていた事を忘れていたわけじゃなかったんだなと思って嬉しくなりました。錦織さんも会見で吾郎さんの話題を出してくださってましたからね。吾郎さんも同じ事務所の後輩がこうやって自分が演じた役を演じてくれたというのは嬉しいだろうな。目撃情報によると無事に吾郎さんも観劇できたみたいなので、ラジオで感想をしゃべってくれる事を期待しています。
吾郎さんの舞台再演と言えば2013年に「象」の再演がありました。再演のキャストが発表になった時に吾郎さんが出ないことが分かってとても残念に思っていました。象も観劇はしたのですが、先行も一般も全て落選。かろうじて当日券ですべりこんで観劇したため内容を理解しきれないまま終わってしまったので機会があればもう一度見たいと思っていました。象の再演も公演直前までは公演があることすら忘れていたのですが、ツイッターで公演がある事を思い出し、チケットもどうにかなりそうだったので再び行く事にしました。初演の内容はあまり覚えてなかったのでまた新しいストーリーとして見ていた一方で、男役の木村了くんを見ながら「このシーン吾郎さんでまた見たかった」と何回も思ってしまいました。こういう見方は了くんに申し訳ないと思いつつ、でも以前も吾郎さんが演じた役を見たらそう考えるのもファンとしては無理もないというか。どうしてもそこに吾郎さんの影を求めてしまっているのかもしれません。だから今回の戸塚くんのディープ山崎をもし見られたら、象の時と同じように吾郎さんで見たかったと思っていたと思います。象と違って吾郎さんのディープ山崎を見ていないからこそ、その気持ちは強かっただろうなと思いました。
そんなわけなので、吾郎さんの次の舞台仕事待ってます。