すてきな日々-Wonderful Days-

音楽、映画、舞台の記録

DEATHTRAP

DEATHTRAP

作:アイラ・レヴィン

翻訳・演出:福田雄一

会場:東京芸術劇場プレイハウス

観劇:2017年7月11日マチネ

はっしーも楽しみでしたが、同じくらい愛之助さんも楽しみにしていました。どちらかというと、申し込んだ頃は愛之助さんへの興味のほうが上でした。愛之助さんの舞台は炎立つ以来でした。またいつか愛之助さんが出る舞台が見たいと思っていたのですがタイミングが合わず 、今回思ってもいなかったきっかけでまた観劇がかないました。

東京芸術劇場は初めて。池袋駅から近いので助かる。近くに食事できるところもたくさんあるので便利。芸術劇場内も食事できるところがいくつかあるみたい。先日お亡くなりになった中嶋しゅうさんもここで舞台やっていたんですよね。来年のヘンリー五世楽しみにしていたのになぁ…。

開場してお花をチェック。はっしー分は河合くんと同じようなところから。ちゃんずーや少クラはちゃんと赤メイン。愛之助さんは刑事七人や桃屋とか。アキラ100%からもきていたことにかなりウケていたのですが、少数派だろうか(まだブレイク前にテレビ番組で愛之助さんがアキラ100%を紹介していた)あと高岡早紀さん宛に吾郎ちゃんから蘭が届いていたのでばっちり写真におさめてきました。吾郎ちゃんの花に反応している人けっこういましたよ。席は1階席真ん中の下手より。オペラなしでも問題ない席でした。細かい表情を見たいときだけ使うことにしました。

 

舞台終わっての感想はおもしろかったー。こういう話好きということにつきます。予習もしないで見たので衝撃はかなりのものでした。映画とどう違うのかはわからないけれど、舞台は舞台でネタバレ見ないで見たほうがおもしろいだろうなと思いました。愛之助さんとはっしーがメインでストーリーがすすんで、高岡さんは一幕のみ。坂田さんが二幕のみ。佐藤さんは両方にちょっとずつな感じ。坂チンがジョビジョバの坂田さんだったことは劇場に来てから気づきました。はっしーと坂チンは地毛だと思うけど、あと3人はカツラかな。シドニーは茶髪だったけど愛之助さんは「刑事七人」とかけもちだから黒のはずだし。いわゆる中の人ネタとか時事ネタもアドリブ的にかなり盛り込んであるのですが、シリアスなシーンになるとその反動のせいか意外と怖かったです。

かつては売れっ子作家だったシドニー愛之助さん)の元にクリフォード(はっしー)からデストラップという脚本が届く。その完成度の高さに驚いたシドニーはクリフォードを自宅に呼び、クリフォードを殺して脚本を奪おうとするのだが…。と見せかけて、実はシドニーとクリフォードは共謀して一芝居うち、シドニーの妻のマイラ(高岡さん)を殺してしまうのであった。部屋の小道具の手錠をはめてとれなくなってしまったクリフォードの首にシドニーが縄をまわす。息絶えたクリフォードをシドニーとマイラは庭に埋めてしまう。しかし死んだはずのクリフォードが傷だらけで庭から蘇ってくきて、シドニーを襲う。それを見たマイラはショックのあまり亡くなってしまう。シドニーがクリフォードの首を絞めるシーンはテレビでも流れたから「あれ?クリフォード本当に死んじゃったの?と思わせてのこの展開には驚く(でも稽古映像で流れたクリフォードがタイプライター打つシーンがなかったから、あれ?とは思っていたけど)またここでのはっしーが怖い。シドニーの家に来てからは憧れの作家の自宅に招かれて楽しそうなんだけど、一度殺されたように見せかけて…からのギャップがすごい。あとになってはっしーがラジオで話していたけど、死んでいるシーンは息止めてるそうです。落ち着いたら鼻から息をしていたそうです。1幕の最後に近所に住んでいる占い師のヘルガ(佐藤仁美さん)がやってきて「女性が苦しんでいる姿が見える」「ブーツを履いた男に殺される」と予言をして去っていく。ここで1幕終了。

第2幕は衣裳が変わりクリフォードはセーターを脱ぐ。マイラが亡くなり、クリフォードはシドニーの助手として働くことになる。ちなみにクリフォードは2幕になってからシドニーにタメ口で話し始めます。やっとここでポーター(坂田さん)が登場。クリフォードはお使いを頼まれて外に出る。ここからすでにアドリブ合戦が始まっていた。ポーターミルグラムという名前をミリグラム、キログラム、ミルメイクとクリフォードがボケる。あと買い物に出ようとするクリフォードがドアノブを間違えたことをひたすら突っ込むポーター。確かクリフォードのことは青年と呼んでいた。シドニーが「乳酸菌の入っていないヨーグルト」を頼んで、それに対してクリフォードは「OK!」と答えるんだけど、それを見てポーターは「乳酸菌の入っていないヨーグルトと言われてあんな爽やかにOKとは言えない」と言っていた。ポーターとシドニーの打ち合わせが終わり、ポーターが帰ろうしてからが本番。坂チンのアドリブコーナーが始まります。

・下手側の人に横顔した見せてないから正面向いてあげる

・甲冑に話しかける

・2幕は60分じゃ終わらせない

・ここしか出番がない

など。途中から愛之助さんが本気で困ってないか?と思ってしまった。きっかけセリフが「エリザベスによろしく」だったみたいだけど、それを言っても引き下がらないポーター。結局3回ぐらい言ってなかった?

二幕は二人で脚本を書こうと協力しているはずがだんだんと雲行きが怪しくなってくる。クリフォードは憧れのシドニーと仕事ができるのが嬉しくて、デストラップを世に出したいと言い始める。しかしシドニーは自分の妻を殺した元ネタの「デストラップ」が世に出ることを恐れ発表と嫌がる。それでも引き下がらないクリフォードを殺害することを決意するシドニー。しかしそれを先回りしたクリフォードに殺されるという流れ(で合ってます?)一幕ラストでヘルガが女性が苦しんでる姿が見える、ブーツを履いた男に襲われると予言するんだけど、それって結局はシドニーがクリフォードに最終的に襲われるということなんですよね。二幕で銃で撃たれたはずのクリフォードが笑いながら起き上がるのも怖すぎる。シドニーがクリフォードを殺したくなる気持ちはわかる。デストラップのことはシドニーとクリフォードしか知らないからクリフォードがいなくなってしまえば秘密を知る者はいなくなるわけだし。じゃあ逆にクリフォードがシドニーを殺したいと思う動機て何だったんだろうと考える。マイラの死は一種の事故みたいなものだし、シドニーもクリフォードも直接を手をくだしたわけじゃない。だからデストラップを世に出すことはそんなに問題じゃない気もするんですよね。でもシドニーはそれを嫌がった。そのあたりが動機なのかなと考えました。

カーテンコールで関係者席とおぼしきあたりから「松嶋屋」の大向こうあり。最後にはっしー投げチューしたよね!?  見間違いじゃないよね!?

 

とりあえず小ネタ関連をまとめました。

・ヘルガからシドニー

「あなたオカマやったわよね。半沢直樹で」黒崎のマネで「隠し口座なんてないじゃないの」的なセリフ

・ヘルガからクリフォード

「パンツ1枚で廊下に出るんじゃないの」はっしーが後ろ向いて笑っていたような気がしたのでホントっぽい。何してんの(笑)

シドニーからクリフォード

シ「高枝切りハサミが見当たらないから手で枝を切ってくれ。アクロバット得意なんだろ?」

ク「いえ僕は苦手な方なんで。4人がバケモノなんで」あの4人のお兄たちのことか

・タイプライターを打つクリフォード

タイプライターを打つクリフォードを見てポーターが「タイプも速いね」と誉めると一つのキーを連打するクリフォード。

ポ「あれ同じのしか打ってないぞ}