宝塚歌劇団宙組公演「王家に捧ぐ歌」オペラ「アイーダ」より

前からテレビで見る宝塚は好きでしたし、zucca×zucaも読んでいたのでだいぶ身近に感じられるようになってました。一度見てみたいと思っていたのですが以前に見たことがある「王家に捧ぐ歌」の再演があるということを聞き、思い切ってチケットを取り言ってみることにしました。

実はあまり日比谷の劇場が集まっているあたりに行ったことがなく、かなりうろうろしてしまいました。東京宝塚劇場日生劇場と隣り合っているのですね。劇場近くまで行って出待ちしている人がいるところだ!とわかりました。チケットに開場時間が書かれてなくて何時だろ?と思ったら開演1時間前と決まっているそうです。せっかく時間もあるのでキャトルレーヴをのぞく。宝塚にもキティコラボ商品があり、買わずにはいられなかった。キティコラボのチケットホルダーとパンフレットを買う。あまり遅くならないうちに入場。かの有名な公演デザートも食べました。ロビーも広くてゆったり。A席なので2階だったんですが、ちゃんと銀橋まで見えました。オケピもよく見えるし楽しそう。

王家に捧ぐ歌はスカパー無料期間のときに見たことがあったので、なんとなくキャラクターとストーリーは理解していました。だけど初見だと厳しかったかも。エジプトとエチオピアのキャラクターを理解しないことには話がわからなくなってしまう。なんとなくかなめさんがいるときに宙組が見たいと思っていましたが、そういえばまあ様も好きだったなーと思いました、何かの番組で見ていいなと思っていたんです。まあ様かっこよかったです。1幕終わりあたりの衣裳が好きでした。マントさばきもさすが。ミッチーのマントさばきを原点を見たような気がしました。みりおんアイーダはとうこさんとはまた違った印象でした。前夜祭(WOWOWでちょっと見た)でわたさんととうこさんがやっていた首ふるふるもやってましたよね?アムネリスはキラキラしていました。

王家にはアイーダとアムネリスというヒロインが出てきますが、個人的な意見としてはアムネリスに肩入れをしたくなりました。アイーダは一国の王女として敵国の将軍と恋に落ちて心中に近いことをしてしまうわけだから、それでいいの?みたいな気持ちになる。アムネリスからすればエジプトの将来を担うはずの将軍ラダメスは敵国の王女と恋に落ち、ファラオはウバルドに殺されてしまう。もう頼れるのは自分だけとなっての「今から私がファラオになります」なんだと思うのです。男前な王女様でした。歌は全部覚えていないけど、銅鑼の歌が好きでした。あとはスゴツヨ。本当にスゴツヨだった。

 フィナーレでトップスターが羽根を背負って大階段を降りてくるのを見るとザ宝塚という気持ちになります。トップスターの羽根が大きいのは知っていたけど、ステージで見てても思って以上に大きくてびっくりしました。2番手は真風さんだったかな。舞台が終わって外に出たら出待ちの方がいっぱいでした。ジェンヌさんごとに場所が決まっているんですね。

 

また見たいとは思いますが、東京公演はチケット取りにくくて。今回の王家もプレイガイド先行でなんとか取れたような状況だったので、予定が立たないと難しいかなと思いました。