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すてきな日々-Wonderful Days-

音楽、映画、舞台の記録

炎立つ

炎立つ
原作・原案:高橋克彦
脚本:木内宏昌
演出:栗山民也
観劇:2014年8月28日マチネ

思えばミッチー目当てで録画していた「半沢直樹」。別件が忙しくて東京編からちゃんと見始めたのですが、何故か金融庁の黒崎さんが気になるようになっていました。大阪編も黒崎さんの出番だけはチェックしていました。ちょうどその頃に愛之助さんがブログを始め、毎日チェックするようになっていました。TVに出ると聞けばチェックし、そしてこの舞台のチケットを取っていました。人生何が起こるか分かりません。

炎立つ」がかつて大河ドラマになっていたことは知っていました。確かまだ20歳の吾郎さんが出演していたんですよね。奥州藤原氏の話とは知っていたけど、ちょっと時代が分かっていなかった。とりあえず「平清盛」よりは前の時代の話。義経が助けを求めたのは藤原秀衡で、清衡の子孫にあたる人物だということを終わってから理解しました。やっぱり歴史ものは予習必須ですな。「鉈切り丸」は平家滅亡後の話だというのは分かっていたけど、その前の奥州の知識はなかった。原作の「炎立つ」は義経が奥州にくるあたりの話も含まれているようです。

愛之助さんの舞台仕事は初めて見ました。TVで様々な仕事をなさっていますが、やはり歌舞伎が本業の方です。舞台に立つ姿を見て、やっぱり舞台の方なのだと思いました。堂本兄弟でみやけんも言っていたけど、声がいい。前から愛之助さんの地声の関西なまりも好きなのですが、舞台の声もいいです。歌舞伎も一度くらいは見てみたいけど、素人にはハードルが高い(多少は勉強したんですけどね)でもまた舞台に出られるなら観劇したいと思いました。
愛之助さん演じるキヨヒラの異父兄弟イエヒラ役はV6の三宅健くん。普段みやけんと書いているので以降みやけんと書きます。申し訳ないくらい演技仕事を見ていなくて…たぶん18年ぶりくらい?保健室のオバサンとか銀狼怪奇ファイルあたり以来です。こんな役もできるようになったのねえと感慨深くなってしまいました。劇中でさっと側転していてびっくりしました。
アラハバキ役の平幹二朗さんの迫力が凄かったです。メイクや衣裳の影響も大きいとは思うんだけど、ただ者じゃない感が凄い。イエヒラがケモノになるといった時の2人の身長差がツボった。大河の岡田くんでうすうす分かっていたけどカミセン3人てけっこう小さいのですね。

物語の進行はコロスのという4人の巫女が次々と語る形式で語られます。この演出が新鮮で不思議な感じでした。一気に非現実感が増すというか。この巫女達のトップのカサラを演じていた新妻聖子さんの歌声がとても素敵でした。

確かに歴史の流れについて勉強不足は否めず。パンフレットに詳しく歴史の解説は載っているのですが、開演前に読む時間はなかったし、そもそも時代をカン違いしていたので無理もない。もう少し分かっていればなーと思いました。歴史の中で親子や兄弟で争うことは珍しいことではなく、よくあることだと思っていますが、母の立場で見たらキヨヒラとイエヒラの争いはして欲しくなかっただろうと思いました。平泉という地名には平和を望んだキヨヒラの想いがこめられていることを知りました。平清盛炎立つの影響で奥州藤原氏に興味があるので、また平泉行ってみたいです。それとパンフですが、後半に見に行ったので舞台写真が載っているバージョンでしたことを報告しておきます。愛之助さんとみやけんのインタビューがなんかかわいかったです。

シアターコクーンは何回か観劇に行っていますが、今回初めてあのバルコニー席が当たりました。チケットを取ったのが遅かったので仕方ないといえば仕方ないのですが。下手側のML列だったのですが、この席、完全に下手側が死角になる。おそらく逆サイドも全く同じことが起こっているのではないかと思います。どうやらミュージシャンが下手側に配置されていたようで全く見えませんでした。重要なチェックポイントなのに残念でした。観劇の時に前かがみはマナー違反ですが、この席は前かがみになったら隣の人が見えないからずっと背もたれに貼りついたまま見ていました。おかげで休憩はぐったりでした。

愛之助さんの舞台また見たくなりました。
そしてV6がまた個人で頑張っていることを知り嬉しくなりました。
まさかのこの日に東京でデング熱騒動が始まりましたが、無事に行って来られてよかったです。