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すてきな日々-Wonderful Days-

音楽、映画、舞台の記録

風立ちぬ

風立ちぬ好きそうだよね」と言われ、まさか見に行く動機が庵野秀明の声優ぶりが見たかったからとは言い出せませんでした。ジブリ映画を劇場に見に行くのは「ゲド戦記」以来でした。いつも一緒に行っていた友人に子供が産まれてから誘いにくくなってしまい、かといって1人で行くほどでもないかと思って行かなくなっていました。しかし今年の「風立ちぬ」に庵野監督が声優参加、しかも主役だと!それは行かなくてはと思って行って来ました。

ジブリ映画は子供向けと思われている作品も多いけど、そうでもない作品もある。「風立ちぬ」は後者だと思います。ストーリーが分かりにくいわけじゃないけど、分かりやすいキャラクターはいないので。でもそれは予告見ていれば分かると思うんだけど。あと飛行機はけっこう出てくるので吾郎さんはそこは好きそうだと思いました。だけど二郎と菜穂子の関係についてはどう思うのかな。これまでの月イチ見ていると都合のいい理想の男性好きそうじゃないし。あ、でもこの2人の場合はどっちかというと菜穂子の方が男性にとって都合のいい理想の女性として書かれているかな。ちょっと感想聞いてみたいと思いました。

庵野監督の声優ぶりについては…まあ演技については素人だしねえとは思いました。わりと他の役の俳優さん達が上手なので(俳優さんが声優をやっているという違和感が少なかった)序盤はそれと比べると浮くかなと。だけど不思議なもので、後半になるとそれが全く気にならなくなってきて二郎はこういうキャラクターだと受け入れられた気がするので、これはこれでありだったのかなとすっかり乗せられてしまった(笑)

個人的には菜穂子と二郎が結婚して、黒川さんの離れに居候(?)しているあたりがどうにも八重の桜の尚之助と八重みたいだなと思ってしまって。じゃあ本庄はあんつぁまなのか(くしくも声が西島さん。というか西島さんだから余計)と。菜穂子にもちょっときゅんとなったしなあ。きっとドイツに行ったくだりは黒舟来航だな。
二郎はきっとただただ美しい飛行機を作りたかったんでしょうけど、時代は飛行機を作る=軍事産業だったんだろうな。それでも二郎は飛行機が作りたかったんだろう。でもそれだけの人だよね。あの淡々とした感じに庵野監督の声が合っていたのかな。あまり菜穂子の事も気にしている感じがしなかったし。でも危ないと分かれば駆けつけるけど、やっぱり飛行機の事が大事なのかなと思うし。菜穂子もそれでいいって感じだし。そういうとこが尚之助&八重っぽいと思ったのかもしれません。
なんだか感想の最後がそれました。