すてきな日々-Wonderful Days-

音楽、映画、舞台の記録

ヴィーナスインファー

ヴィーナス・イン・ファー
脚本:デヴィッド・アイヴス
オリジナル演出:ウォルター・ボビー
日本版演出:ロス・エヴァンズ
会場:Bunkamuraシアターコクーン
観劇:2013年6月11日マチネ 6月16日マチネ

<6/11感想>

渋谷で舞台というとPARCO劇場ばっかりだったのでシアターコクーンは久しぶりでした。ヴァージニアウルフ以来だから6年ぶりか!ヴァージニアウルフの時は中心にステージが組まれていたのでけっこう広いなと思っていたのですが、今回は通常のステージ設営のせいかそんなに広いとは思いませんでした。そういえばシアターコクーンはロビーに花を飾らないんですよね。PARCOだとむせかえるような花の匂いがするけど、あれがないのはちょっとさみしい。ひそかに誰から送られてきているかチェックするのが楽しみなんだけれど。ナリ君とか(笑)

開演するまでステージ上には幕がかかっていて何も見えません。暗転が始まってすぐに効果音で大きい雷の音があり、それと同時に幕が取れてトーマス(吾郎さん)が携帯で不満をまくしたてるシーンから始まります。冒頭の雷の音は本当にびっくりしました。もしかしたら「うわ」とか言っていたかも。何回見に行ってもあれには慣れないだろうなー。そこにオーディションに遅れてきたヴァンダ・ジョーダン(中越さん)がやってきてそこから話は始まります。それからずっと最後まで舞台上では2人のお芝居が続きます。今までの舞台だと吾郎さんが出てないシーンはあったけど、この舞台はそれがないということです。

吾郎さんの衣裳は上はTシャツで、下は細身のパンツに茶色の靴。とにかく脚が細すぎ。芝居の中でTシャツの上にジャケット着たり、コート着たり、貴族みたいなジャケット着たりします。Tシャツ姿だと意外とがっちりしているなと思うのに、コート着ると「細!」と思います。着痩せするんでしょうか。中越さんがTV等で既に出ているあの黒衣裳です。冒頭のシーンではピンクのレインコートを着ていますが、それを脱ぐと下に黒衣裳を着ています。最初の読み合わせから白のドレスを着ます。あとは芝居の進行で黒のミニスカートを脱いだり着たり。

2人とも前半はセリフをかなり早口でまくしたてるし、耳慣れないカタカナ語が連発されるので理解するのは大変だと思います。劇中のセリフに出てくる聖書うんぬんの話はほとんど分からないです。それにしてもあれだけセリフを覚えている2人が本当に凄いなと思います。あれを覚えて合間にSMAPの仕事をする吾郎さんて…凄い。どうやって気持ちを切り替えているんだろう。
中越さんは女優ヴァンダ・ジョーダンと脚本の中のヴァンダ・フォン・ドゥナーエフを声で演じ分けているから二役の入れ替わりが分かりやすいんだけど、吾郎のトーマスとクジエフスキーはそこまではっきりした変化がないからどっちを演じているのか分からなくなる時がありました。オーディションが始まった時はTシャツの上にジャケットを着ていて、その時は確実にトーマスノヴァチェックだと分かります。コートと召使の服の時はは確実のクジエフスキーを演じているんだろうなと思うんだけど、Tシャツの時はどっちか迷う気がする。特に後半はトーマスとしての言葉なのか、クジエフスキーとしての言葉なのかが分からなくなりました。
ラスト近くでトーマスがヴァンダを演じて2人の立場が入れ替わります。吾郎さんの声が女性風になっていて(よくコントで女装キャラをやる時の声です)仕草も女性ぽくなっています。

期待の(?)縛られるシーンはラストのラストだし、ワイドショー等で流れた蹴られるシーンもけっこう終盤。それよりも吾郎さんが跪いて「服従させて下さい」と言ったシーンの時の方がドキドキしました。吾郎さんが跪くのがあんなにたまらないシーンになるとは思わなかったです。ヤスの跪きとは違うんですよ。

吾郎さんの事ばかり書いてますが中越さんについて。それまでの中越さんとイメージというとサラリーマンNEOか9係の倫子ちゃん(浅輪君の彼女、加納さんの娘)で、正直なところ中越さんがヴァンダのような役を演じる想像ができませんでした。フライヤーの写真だけだと本人のイメージとかけ離れていたのが主な理由です。でも実際に舞台に立っている中越さんを見たら、ちっともそんな事もなくハマっていたと思います。もう完全に中越さんのイメージが変わりました。とても素敵でした。

初見の感想はこんなところで。同じ回を小島慶子さんがご覧になっていたようです。ぜひゴロデラで感想お聞きしたいです。ゴロデラのうかみ綾乃さんの回でタイミングよくSMホテルの話が蒸し返されていたんですが、最初に話をしたのは少し前の回でしたよね(タクシーロケの時でしたっけ?)もしかしてこの舞台の事が吾郎さんの頭の隅にあってSMホテルの話になったのかなと思ってしまいました。そしてかつてヴァージニアウルフなんかこわくない?を見て「欲情しそうになりました」と感想を言った大下さんに今回の舞台の感想をぜひお聞きしたいところです。

 

<6/16感想>

本日は2回目にしてラストの観劇でした。でも2回見られたのは「魔法の万年筆」以来なので実は久しぶり。今日は前回と席番号が同じながら列がだいぶ後ろに下がりました。1回見ているので話はだいたい分かっているし、もうちょっと表情とか見たいなーと思い、初めて双眼鏡を持参して観劇する事にしました。しかし買いに行く時間がなく当日ヨドバシカメラで購入しました。結果的には買って正解でした。細かい表情が見やすい。もっと早く買っておけばよかった。

見ている側も演じている側も慣れてきたのか、冒頭の早口セリフが前回より聞きとりやすかったです。だけど雷は本当にビビります(元々苦手な音だし)片耳だけふさいでいたせいか、席が後ろになったせいか前回ほどはびっくりしなかったです。今回はずいぶん笑い声が上がってた気がします。特に後半トーマスがヴァンダを演じるところ。11日はあんなに笑ってなかったと思ったんだけど。確かにあの部分の声がスマスマの女装コントの声に近いから、それを連想してしまうからなのかな。双眼鏡は疲れるけど便利だった。恋音と象の時もあればよかったなと思いました。
ロングコート大好きなので、コートを着て跪くのはたまんない。二人のからみシーンとなると双眼鏡待機でした。細かいようだけど、ヴァンダのドレスのチャックを上げるシーンは1回目はけっこう乱暴だけど、2回目はゆっくり上げるのでエロい。1回目はまだトーマスとしてチャックを上げているけど、2回目は違う立場で上げているという違いなのかも。靴を履かせるシーンでもちょっと変更が。前回はわりと乱暴に投げていた気がするけど、今回はそうでもなかったような。細かいところは少しずつ変わっていたりするんですね。

 

吾郎さんの役はジャニーズを飛び越えた役が多いなと思いました。どこで話していたかはあいまいですが「ヒーローをやらなくていい」という発言をしていたことがあって。その裏にはジャニーズはヒーローたるべしみたいな縛りがあるのかなと考えました。うまく言えませんが。