ゴスペラーズ坂ツアー2003 アカペラ港(宮城県民会館)

すでに参加することをあきらめていたアカペラ港。奇跡的に参加することができました!チケットが手に入ったことが嬉しくて、肝心の公演の記憶がかなり飛びました(汗)いつも以上に会場にいる実感がわかなくて、放心状態におちいっていました。
とりあえず開演前の話を。宮城県民会館には初めて行きました。そういえばゴスも仙台サンプラザの前はここでやったんだなーと。ここはホールのロビーみたいなところがないので、開場まではひたすら外で待つしかありません。3月に入ってだいぶ暖かくなってきているとはいえ、やはりまだ寒さは残っていたようです。グッズの先行販売が15時前から始まって、開場は予定通り16時15分でした。そして関係者受付には竹内マネの姿も。会場に入るとグッズ売り場はかなりの混雑でした。帰りの方が時間があるかなと判断してグッズ購入は終演後にすることにしました。ホールの中に入るとだいぶ席はうまっていました。ホール自体はそんなに大きいところではないなと思いました。2階3階席はかなり狭そうでしたし。今回は珍しく真ん中でした。
いつもコンサートレポートは「記憶勝負!」だと思っていますが、今回はあまりにも記憶に残っていませんでした。他の方のネタバレを参考にして記憶を思い起こし書きましたので、いつも以上にレポートといえる内容になっていません。
・MCはけっこう要約してます。
・ストーリーはDVDを見た方がいいと思うので、曲とMCのレポートになってます。
・正直アカ港を見ていない人には何だかさっぱりかもです。

 

1.いろは
2.FWFL
3.ひとり
4.When You Were Sweet Sixteen
5.Tigar Rag
6.Moon glows(on you)
7.虹
8.Rocin and Cryin Blues
9.シエスタ
10.I MISS You
11.北極星
12.RIDIN' HIGH
13.いろは
14.UPPER CUTS9502〜Soul Man
15.いろは(なりきり)
16.こういう曲調好き
17.星屑の街
18.永遠に
19.金色の翼
20.めぐる想い

アンコール
1.終わらない世界
2.潮騒

セットはボロボロの船とバーがメイン。
向かって下手側にバーのセットがありました。

登場人物の設定
ナオト…柏原直人
マスター…佐藤拓之
船長…中村まこと

村上てつや(四郎)
黒沢薫(次郎)
酒井雄二(捨吉)
北山陽一(一郎)
安岡優(三郎)
()内は過去話中の役名。

衣裳(前半戦)
てっちゃん…白のスーツ上下。中は白のノースリーブ。
黒ぽん…ベージュのズボン。白シャツとベージュのベストで前は留めてました。
酒井さん…白スーツ(だったと思います)
北山さん…ベージュのスーツ上下
安岡さん…ベージュのズボン。白シャツとベージュのベスト。前は開けたまま。

 

1.いろは
5人が掛け合いのように歌う「いろは」でした。ここでは冒頭の部分を歌っただけでした。

2.FWFL
いきなりこの曲へ。WORDということで言葉つながりだったんでしょうか?とにもかくにも安岡さんの腰しか覚えてないんですけども。ようするにすごくエロかったなと。これもDVDで必見かと思われます。HBBパートは足踏みしたり、足を叩いたりして再現してました。ボイスパーカッションならぬボディパーカッション。こうやって再現できるのねと感心してしまいました。

3.ひとり
てっちゃんからナオトのお姉さんにささげるということでしょう。

4.When You Were Sweet Sixteen
カバー曲です。船長の思い出の中の密航者5人が歌ってい曲、という設定だったと思います。曲が終わった後に感動した船長からの熱烈なキスが(汗)でも何故か捨吉にだけはしませんでした。

5.Tigar Rag
かなり笑いました。酒井さんはナイフを持って4人を襲おうとするのですが、もちろん逃げたり逃げられたりして動き回ってました。そんな中でも酒井さんのカツゼツの良さに感動。黒ぽんの口ラッパのところで他の4人が無表情に踊っていたのが爆笑ものでした。これはDVDで必見です!

6.Moon glows(on you)
安岡さんの甘々の声が炸裂するこの曲。あまりの甘々ぶりにリードの安岡さんを直視することができませんでした。

7.虹
ナオトのお姉さんに告白に行くてっちゃんを励ますための曲。北山さんの低音リードが新鮮。CDとは違ってアドリブもありました。てっちゃんの肩を「大丈夫だよ」というようにぽんぽん叩いていたのがツボでした。

8.Rocin and Cryin Blues
この曲ではマスターとナオトさんも参加していたと思います。

9.シエスタ
アカペラの中で私の一押しの曲です。

10.I MISS You
ナオトのお姉さんの結婚が既に決まっていることを知ったてっちゃんが歌う曲。もろに曲の内容にあてはまるので、けっこうぐっとくるものがあります。

11.北極星
記憶ふっとびました。すいません。

ここでナオトさんの前説が入ります。実はこの直前でナオトさんとマスターがカミカミ合戦になってました。「おはー」から入って、おすぎさん、渡部篤郎さんのものまねをやったりしてました。かなりおもしろかったのでここもDVDでぜひ。「僕は『ありえない』という言葉が大好きです」のくだりとかもいいです。ナ「3年B組」客「金八先生ー」のかけあいは見事でした(笑)

12.RIDIN' HIGH
ここから通常のライブモードに入ります。で衣裳もチェンジ。ここから全員同じやつで、黒シャツとベージュのスーツ上下。胸ポケットに赤いチーフ。靴は白でした。リードのてっちゃんが座席の関係上、私の直線上だったので何故か緊張(汗)
アルバムを買った当時はそうでもなかったけど、今はかなり好きです。

まずは自己紹介からということで。
村「今日も満員御礼ありがとうございます」とご挨拶

黒:今日は朝10時に起きて、この街から1時間ぐらいのところへカレーを食べに行ってきました。今日はモチベーションが高いです。黒沢薫です
酒:それに同行しました。電車で1時間ぐらいのところで、店の前には猫が8万匹くらいいました・・・て嘘ですよ。本当は2匹でした。酒井雄二です(←そういうところを流して欲しくなかったようです)
安:電車といえば石ノ森列車が昨日から1往復走ってます。乗りたかったですけど、1往復では帰ってこられないのでやめました。安岡優です
北:昨日(?)は久しぶりに囲碁でコンピュータにボロ勝ちしました。なので今日はモチベーションが高いです。北山陽一です
てっちゃんは特に何も言ってませんでした。
村:村上てつやです
と普通に自己紹介したら他の4人にかなりツッコまれてました。

13.いろは
何度聞いても私はこれが好きです。

14.UPPER CUTS 9502〜Soul Man
UPPER CUTSにSoul Manを加えた新しいバージョンです。
こういう盛り上がる曲が純粋に好きなので、この曲は楽しいです。5人ともステージの端から端へと移動してくれますが、こういう時って真ん中って結構寂しい…。
イントロ95でてっちゃんがマイクを客席に向けたのでそこだけ歌いました。この曲あたりだったと思うんですが安岡さんのマイク回しぶりが見事でした、いつか落とすんじゃないかと思うくらいで。

15.いろは(なりきり)
前々からこの曲がなりきりらしいとは聞いていましたが、実際にやってみるとキツかったです。パートは2つ。真ん中でまっぷたつにして、私は上パートだったのですが基準より3度上でだんだんキツくなってきました。なりきりが終わった後
村:3階、聞こえてたよ。2階、孤独なバルコニー頑張った。1階、途中から良かった(何故1階だけ・・・)

16.こういう曲調好き
この前のMCで酒井さんがかなり絶好調だった記憶があります。

17.星屑の街
この曲から再び芝居の中へ。ストーリーの展開を知っていると、この曲がいつも以上の意味を持っているような気がしました。

18.永遠に
実はアカペラの永遠にも好きです。また違った良さがありますよね。

19.金色の翼
上から金色の羽が降ってきます。でもこの曲が終わってもたまーに落ちてきてました。

20.めぐる想い
失礼ながらほとんど覚えておりませぬ。この曲もHBBパートはボディパーカッションでやっていたと思います。違和感はそんなにありませんでした。

最後にはけたのはてっちゃん。小刻みに手を振りながらひっこんでいきました。

 

アンコール
1.終わらない世界
酒井さんのHBBが聴こえてきてこの曲へ。また聞けて、振りができて嬉しかったです。

2.潮騒
てっちゃんから「まだアルバムの中て歌ってない曲がある」ということでこの曲へ。アンコールが終わって、いつものように音叉を投げようとする北山さん。最初は振りかぶって投げようとしてましたが、それは振りだけでいつものように下から投げてました。袖に引っ込むときはいつものように(?)投げキッスを。

 

どこで言っていたか分からないMCネタ集。
酒井さんとネコ その1
村:酒井にとってネコは精神安定というか、精神を高揚させるものなんだな
酒:言うならばナンパだから。「彼女こっちへおいでよ」と
村:それはナンパというよりキャッチだな。それで人生変わっちゃう人もいるんだから

酒井さんとネコ その2
村:酒井にネコのカレンダーとか送らないでください
酒:30歳男子です。そんなものは飾りません

てっちゃんのシャツ直し
村:なんかシャツ出ちゃうんだよね
と自分のシャツを直し始めるてっちゃん。ですが明らかにズボンの中に手を入れて直しているので(汗)北山さんがてっちゃんの前に立って隠してました。

「飛躍」の話
村:デビューラストシングル…デビューマキシ…でもマキシじゃないか…(ぶつぶつと)
客席から「買ったー」と声が上がる中、心の中で「ごめんなさい、まだ買ってない」を連発していた自分(汗)
村:仙台はサポーターの方がとても熱心で、山形はもう開幕しましたし
やはしご当地サッカーネタが欠かせませんね。

てっちゃんによるメンバー紹介
黒ぽんの紹介
村:カレーを食べに行って帰ってきた後だったんでしょう。今、仙台にいないカレー部員に電話してる声が隣の部屋まで聴こえてました

安岡さんの紹介
村:昨日、店員さんをおどして(安岡さんは隣で必死に否定)山盛りのうに丼を食べてました。それがまるでごはんの上にモカアイスがのっているようでした。ウニ星人安岡優

役者さんの紹介
拓之さんは仙台出身で小学校が会場の近くだったそうです。直人さんは初めて仙台に来たそうで、思っていた以上にいいところだったとのこと。まことさんは7月に「阿佐ヶ谷スパイダース」のゲスト出演で電力ホールにくると言ってました。「ここにいる人は全員来るように」と言っていましたが、ここよりもキャパは少ないらしいです。
村:そこでゴスペラーズもコンサートやったことあるな

仙台に来てよかったこと
酒:ゲームボーイアドバンスが再び発売されることになって、仙台で買うことができました。これも仙台に来られたからです(ラオックスヨドバシ?)

何故か坂口君
村:ラジオを聴いている人は知っていると思うんですけど、作ってるときからツライツライ言っていて、職業的にどうかと思ってました。坂口憲二君も「弱みをみせちゃいけない」って言ってました。
安:そんなとこまでチェックしていてびっくりしました

やはりお芝居形式のコンサートはレポートするのが難しいです。歌われる曲にはそれぞれ芝居の中での役割があって、それをふまえて聞くとまた一味違うのです。それを書きたいけれど、ストーリーの説明ができないから曲感想とMCのみという形にしてしまいました。ストーリーが知りたい方はぜひ7月に出るDVDを見てください。その方がよりストーリーを理解できると思います。グッズはパンフレットとストラップとポストカードを買いました。パンフは今までとは違ってA5版のハードカバーでちょっとした本のような感じです。役者さんも参加していて、ストーリー風になっています。写真もいいので、これは買いだったと思います。

聞いた話によると、1日目は色々とあったようでしたが2日目は比較的マナーもよく気持ちよく楽しむことができました。やはりマナーはコンサートを気持ちよく楽しむ為に大切だなとしみじみ思いました。色々な意味で印象に残ることの多い公演でした。スタッフさん、列で一緒にお話させていただいた方、本当にありがとございました。