すてきな日々-Wonderful Days-

音楽、映画、舞台の記録

謎の下宿人~サンセットアパート~

謎の下宿人~サンセットアパート~

作:鈴木聡

演出:山田和也

会場:PACO劇場

観劇:2003年5月5日(マチネ)

 

※サイト運営時に既にレポートを書いたつもりになっていましたが、観劇当時は時間がなくてレポートが書けず、そのままになっていたようです。レポートというより、パンフレットと当時のメモ書きを整理したものになります(2017年2月5日記)

 

思い返せば初めて見た吾郎ちゃんの舞台がこの作品でした。まだチケットの買い方もよくわかっておらず、確かチケット掲示板でチケットを譲っていただいて観劇したように記憶しています。初観劇で生の稲垣吾郎を見られることになり、とても舞い上がっていたようで開場時間前に劇場フロアに行ったりしていたようです(PARCO劇場は開場時間前にフロアには入れません)劇場内のたくさんのお花にもびっくりしました。

この作品の吾郎ちゃんの役名は町田恭平といいます。途中から「マッチ」と呼ばれるようになるので、当時はヨイショの男の町田吾郎を思い出しました(町田吾郎って、ヨイショの男のなかでマッチさんが演じた役名だったはず)設定は夏だったけど、そういえば町田くんはいつも長袖の白シャツだったなぁ。裸足というのも今となっては新鮮でしたね。あと後半でヘルメットかぶってたシーンがあったけどどういう流れだったっけ?

この日の出荘のメンツも濃かったですね。大家さん夫婦も夫はギャンブルが好きで、奥さんはしっかり者。下宿人たちは筋肉キャラのキクさん、アネゴ肌のえいこちゃん。ギャグのオンパレードの清さん。前半はパシりにされてばかりの町田くんもだんだん日の出荘になじんでいくんですよねー。鈴木さん、演出の山田さん、吾郎さんの対談のなかでも話していいるけど、吾郎ちゃんのいい意味での浮いた感じがこの作品の町田くんという役にハマっていたのかなと。町田の正体が不明だから、下宿人の皆が勝手に噂しあってたりしてたんですよ(最後には明らかになりますが)あとこの頃から鈴木さんのアテ書きが顕在だったようで、奈津子(佐藤仁美さん)に縁日に行こうと誘われたときも「日焼けするから」と断ったりしてたらしいです(笑) 今でもこの作品というと木彫りの熊のエピソードを思い出しますし、大好きです。甘えたいときの夫婦の合図だったはずなんだけど、奥さんにその合図を気づかせようとする町田くんが好きでした(とメモに書いてある)

私にとってはこれが初めての観劇でした。吾郎ちゃんのプロフィールには「夜曲」「広島に原爆を落とす日」「月晶島奇譚」「七色インコ」に続いて5作目の出演と書いてありました。下宿人より前の作品を詳しくは知りませんが、鈴木さんの作風とは違った作品であったんだろうと思います。今となっては鈴木聡&稲垣吾郎タッグといえば恋と音楽シリーズですが、これが初めて鈴木聡さんの作品で、このあとも鈴木さんとのご縁は続いていくことを考えると大切な作品だったんだろうと思います。

またPARCO劇場に戻ってきて欲しいです。