すてきな日々-Wonderful Days-

音楽、映画、舞台の記録

黄泉がえり

3週間限定公開ということで、時間を見つけて行ってきました。映画館に行ったらパンフは売り切れ。買おうかなと思っていたのでちと残念。平日に見に行ったわりには比較的お客さんが多かったです。

ストーリーの説明ははぶきますが、私にとって一番衝撃的だったのは葵も黄泉がえりだったことです。葵が持っていた書類が鍵を握っていたわけですが、平太の葵に対する想いが葵を黄泉がえらせていたのです。しかも葵は自分が黄泉がえりであったことに気がついていなかったのです。黄泉がえった人々が再び帰らなけ ればならないと知らされる時まで。黄泉がえった人々は自分が死ぬ直前の記憶は残っているのですが、車の中でうとうとしたまま死んでしまった葵は自分が死んだことにも気がついてなかったのかもしれません。葵がずっと俊介に黄泉がえって欲しいと願っていたのに、それがかなわなかったのは葵自身が黄泉がえりだったからじゃないかと私は思ってましたが、これは違 いますね。黄泉がえりの人の肉体の一部がそのエリア内になければ黄泉がえりは起こらないのです。俊介は遺骨を海に撒いてしまったので、エリア内に肉体がな かったからですよね。
つよぽんも良かったです。厚生労働省の役人役で、このあたりの設定はTEAMの風見君に近いものがありますね。どこにでもいそうな人と言ってしまってはあれですが、つよぽんの役にはこういうタイプが多い気がします。どこにでもいそうだけど、何か重要なものをかかえている、というところかなと。
他の出演者について。とりあえず安住アナはどこに出ていたんでしょうか?スタッフロールを見て本気でびっくりしたんですけど。全然気がつきませんでした。最近は出ずっぱりだな、あずみんも。RUI役の柴咲コウちゃん、歌すごいうまかったです。最初RUIが黄泉がえりかと思ったんですが違いました。キーボードの彼が黄泉がえりだったのですね。

黄泉がえりか。そうですね。黄泉がえった人が自分達が再び消える時にそれが分かったのがまだ良かったなってことです。もし何も知らされないまま再び消えてしまった ら、それは本当に悲しすぎると考えてしまったのです。キツイことかもしれませんが、彼らはすでにいなくなった人なわけだから、また消えてしまったてもなん てことはないのかもしれません。残された人々には新しい生活が待っているのですから。
映画の中の話だと山本さんが働いているラーメン屋の話がそうなんですけども。黄泉がえりをしたからといって、再び昔のような生活がやってくるとは限らないのですから。黄泉がえりだったラーメン屋の主人が、奥さんと娘さんと山本さんとのVTR見ているシーンは切なかったです。自分はいなくても家族は幸せなんじゃないかということに気がついていたんじゃないかと思って。再び帰らなけ ればならないことが分かって、それまでの時間をキャッチボールをして過ごす山本さん(役名失念)とそのお兄さんのシーンが私としては一番の泣きどころでし た。

慎吾がビストロで表現していた「黄泉がえり」は映画とかけ離れすぎていておかしかったです。あらすじだけ聞くとホラーなんですが、そのようなものではなく切ないお話でした。パンフがないので役名が分からない方もいます。なので役者さんの名前で書いているところもあります。

私が勝手に「つよぽん役人シリーズ」と読んでいる作品の1つです。思えば竹内結子さんとSMAPの共演て多いですね。